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2023年開催!黒崎祇園山笠の日程や歴史・見どころまで解説

2023年開催!黒崎祇園山笠の日程や歴史・見どころまで解説

今年も北九州市で、黒崎祇園山笠が開催されます!

黒崎祇園山笠は、約400年前から続く伝統的なお祭りです。当日は、たくさんの武者人形や電飾が飾りつけられた、豪華な山笠が力強く黒崎の街を駆けまわります。

本記事では、2023年の黒崎祇園山笠に関する情報をまとめました。見どころやスケジュール、アクセス情報まで詳しくご紹介します。

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目次

2023年も黒崎祇園山笠が開催決定!

2023年の黒崎祇園山笠の基本情報は以下のとおりです。

イベント名 黒崎祇園山笠
開催日 2023年7月17日(月・祝)、7月21日(金)〜24日(月)
開催場所 ・北九州市八幡西区黒崎地区
・JR「黒崎駅」から徒歩約5分
主催者 ・北九州市八幡西区
・黒崎祇園山笠保存会事務局
TEL 093-642-5151

黒崎祇園山笠とは?400年以上の歴史を持つお祭り

黒崎祇園山笠は、毎年夏に北九州市で開催される伝統的なお祭りです。その歴史は、400年以上前にまでさかのぼります。

慶長10年(1605年)、黒田長政の命令で岡田宮、春日神社が建設されました。この2つの神社に奉納された祭礼が、黒崎祇園山笠の起源と言われています。

お祭りで登場するのは、山笠の原型とも呼ばれる笹山笠、豪華に飾りつけられた人形飾山です。

伝統的な方法で作られる笹山笠は、昭和43年(1968年)に県の無形文化財に、昭和51年(1976年)には県の無形民俗文化財に指定されました。

「飾り山笠」とも呼ばれる人形飾山は、一つ一つにテーマや願いが込められています。2021年には、約40年ぶりに「悪疫退散」の願いを込めた人形飾山が制作されました。

お祭りでは伝統ある笹山笠、人々の願いを載せた人形飾山が、黒崎の街を力強く駆けまわります。

黒崎祇園山笠の見どころ

北九州の伝統のお祭りである黒崎祇園山笠の見どころを、3つのポイントに分けて紹介します。

  • 見た目がすごい!電飾や人形など豪華絢爛な山笠
  • 車軸で飾り山笠が激しく回る「回し練り」
  • 大太鼓・小太鼓・鉦・ほら貝を使った独特な祇園囃子

見た目がすごい!電飾や人形など豪華絢爛な山笠

出典:福岡県観光協会

黒崎祇園山笠の見どころは、何と言っても豪華絢爛な山笠です。

特にきらびやかな電飾やたくさんの人形が装飾された豪華な人形飾山は、近くで見ると迫力満点です。夜は山笠がいっそう美しく輝きながら、激しく動きまわります。

お祭りの間は、山笠から目が離せませんよ!

車軸で飾り山笠が激しく回る「回し練り」

見逃せないのが、大迫力の「回し練り」です。

山笠には車輪が4つ付いており、引っ張って移動します。「回し練り」は前方の一車輪を軸に、飾り山笠を豪快に回す動きのことです。

黒崎祇園山笠は、お祭りで披露される「回し練り」の激しい動きが由来で「けんか山笠」とも呼ばれています。山笠が豪快に回る「回し練り」は、一番の見どころです。

大太鼓・小太鼓・鉦・ほら貝を使った独特な祇園囃子

※写真は祇園囃子のイメージ

お祭りを盛り上げる祇園囃子も、黒崎祇園山笠の魅力の一つです。

黒崎祇園祭りでは、大太鼓・小太鼓・鉦(かね)・ほら貝が祇園囃子を奏でます。その独特の調子は、関ヶ原の合戦の勇ましい陣太鼓の音を取り入れたと言われています。

激しく動きまわる山笠の迫力や、人々の熱気をさらに奮い立たせる祇園囃子にも注目してみましょう。

2023年の開催日程スケジュール

2023年の黒崎祇園山笠の開催日程スケジュールは以下の通りです。

  • 17日(月・祝):太鼓競演会
  • 21日(金):前夜祭(山笠競演会)
  • 22日(土)・23日(日):山笠神事・街中巡行
  • 24日(月):解散式(フィナーレ)

17日(月・祝):太鼓競演会

時間 18:00〜21:00(開場17:00〜)
会場 黒崎ひびしんホール
料金 入場無料

7月17日(月・祝)には、黒崎ひびしんホールにて太鼓競演会が行われます。小中学生による競演会で、大太鼓・小太鼓・鉦(かね)の3人が1チームとなり、祇園囃子を披露します。

将来は黒崎祇園山笠の担い手となる、小中学生の熱い演奏を見届けましょう!

21日(金):前夜祭(山笠競演会)

時間 18:00〜21:00
会場 黒崎駅前ふれあい通り

7月21日(金)には前夜祭として、山笠競演会が開催されます。

山笠競演会は、それぞれの地域の山笠が街を力強く練り歩き、勇ましさを競うイベントです。お祭りの見どころである「回し練り」も披露されます。

山笠同士が火花を散らす前夜祭は、必見です!

22日(土)・23日(日):山笠神事・街中巡行

7月22日(土)のスケジュール
10:30 一宮神社御神幸
11:30 黒崎祇園山笠大集合(曲里の松並木公園)
13:30 岡田宮御神幸
19:30〜21:00 街中巡行
7月23日(日)のスケジュール
13:00 春日神社御神幸
19:30〜21:00 街中巡行

中日となる7月22日(土)・23日(日)は、神幸のために山笠が各地をまわります。22日(土)には一宮神社、岡田宮へ、23日(日)には春日神社へと向かいます。

24日(月):解散式(フィナーレ)

時間 19:00〜20:30
会場 黒崎駅前ふれあい通り

最終日の解散式では、祇園囃子が鳴り響く中、激しく動きまわる山笠たちが見られます。

フィナーレでは特に、盛り上がりも最高潮となるそうです。祭り一色に染まった街の熱気を体感しましょう!

知っておきたい!お祭り当日の通行止めやアクセス情報

黒崎祇園山笠が行われる期間中、「ふれあい通り」では下記の時間帯に車両通行止め、歩行者横断規制が行われます。また、下記時間帯はバスも「ふれあい通り」を通行しません。

7月21日(金) 18:00〜21:00
7月24日(月) 19:00〜20:30

「ふれあい通り」周辺を通行する場合は、JR黒崎駅前や「ふれあい通り」奥の黒崎ひびしんホール前交差点まで迂回するようにしましょう。

当日は特設駐車場も用意されないため、電車などの公共交通機関を利用しましょう。山笠が巡行する「ふれあい通り」は、JR黒崎駅からすぐの場所にあります。

福岡市から黒崎祇園山笠へのアクセス
→博多駅からJR特急ソニックに乗車(所要時間約36分)

まとめ|黒崎祇園山笠の煌びやかな山笠を見に行ってみて!

北九州の伝統ある祭りである黒崎祇園山笠は、豪華な飾り山笠、回し練り、祇園囃子と、見どころが豊富です。

生で見ればきっと、熱い気持ちになること間違いありません。夜に輝く飾り山笠は、写真を見ているだけでもワクワクしますね!

今年の夏は、黒崎祇園山笠を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

福岡出身のフリーランスライターです。長く県外に住んだ期間を経て、久しぶりに福岡市民になりました!福岡の好きなところは、どこに行ってもおいしい食べ物に巡り会えるところ。最近はカフェ開拓や街散歩、福岡のお笑いライブ鑑賞にはまり中。「なるほど福岡」では、私が再発見した故郷・福岡の魅力をみなさんにお伝えしていきます。

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