豆腐の味噌田楽から生まれたおでんは、今や日本人のソウルフードになっています。寒い冬にはあったかおでんを食べて、心も体もあたためたいですよね……!
そこで今回は、福岡在住の筆者が福岡の人気おでん屋をご紹介します!老舗から最新のおしゃれな創作おでんが食べられるお店まで、幅広くピックアップしました。
福岡でいま行きたい!最新の人気おでん屋さん
Instagramやネットで話題になっている福岡の人気おでん屋をご紹介します。
定番から変わり種まで!福岡おでんの人気店「人情酒場 初雪 大名店(中央区大名)」
店名 | 人情酒場 初雪 大名店 (中央区大名) |
営業時間 | 17:00~22:00 |
定休日 | 水曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区大名1-8-5 養巴コープ 101 |
アクセス | Google Map |
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「人情酒場 初雪 大名店」は、定番の具材から変わり種まで幅広く食べられる人気おでん専門店です。海外からのお客さんも多く、開店前から列ができている日もあります。
だしは鰹と昆布をベースにしており、具材は常時30種類以上取り揃えています。人気ナンバーワンメニューは「おでん屋さんのポテトサラダ」です。自分で混ぜてつくるタイプで、味は明太子orからし味が選べます。
福岡でおでんを食べるなら、まず押さえておきたいお店です。
ミシュランに載った名店!白おでんと黒おでんが楽しめる「おでん 新乃(中央区警固)」
店名 | おでん 新乃 |
営業時間 | 18:00~24:00 |
定休日 | 日曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区警固2丁目10−8 |
アクセス | Google Map |
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「おでん 新乃」は、2019年に「ミシュランガイド福岡」に掲載されたおでん専門店です。東京の有名日本料理店「分とく山」で修業した大将がつくるおでんと一品料理を楽しめます。
「おでん 新乃」のおでんは2種類です。酒と塩を使用した「白おでん」は1年中、赤酒と醤油を使用した「黒おでん」は冬季限定で注文できます。
「おでん定食」や「おでん出しカレー」などのちょっと珍しいメニューがあるのも「おでん新乃」の魅力です。
朝4時まで営業!2軒目におすすめ「おでんと日本酒 卸(中央区大名)」
店名 | おでんと日本酒 卸 |
営業時間 | 18:00~翌4:00 |
定休日 | 無 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区大名1丁目11−23 2F |
アクセス | Google Map |
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「おでんと日本酒 卸」は、おでんと日本酒を存分に楽しめるお店です。おでん・日本酒はともに常時20種類以上取り揃えています。
朝4時まで営業しているため、2・3軒目に立ち寄るお店としておすすめです。
「おでんと日本酒 卸」のおでんは、あごだしを効かせた定番おでんと、辛い「地獄炊きおでん」の2種類があります。
「カマンベールチーズ」「フランスパン」「厚切りベーコン」といった変わり種も多く、バリエーション豊かにおでんを楽しめますよ。
日替わりおばんざいとおでんが楽しめる!隠れ家小料理屋「MESHIYA 0296(中央区平尾)」
店名 | MESHIYA 0296 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 日曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区平尾3丁目14−28 1F |
アクセス | Google Map |
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西鉄平尾駅から徒歩10分の「MESHIYA 0296」は、日替わりおばんざいを楽しめる小料理屋です。昔なつかしいおばんざい(惣菜)を、おしゃれな器とともに提供しています。
「MESHIYA 0296」では、冬季限定でおでんの注文が可能です。
駅前から離れた住宅街に店を構えているので、隠れ家の雰囲気もあります。家族や恋人など、大切な人とゆったりと過ごしたいときにおすすめのお店です。
オシャレな創作おでんも気になる!洋風おでんや変わり種おでん
おしゃれな創作おでんや変わり種を提供する、福岡のおでん屋をご紹介します。
注文率90%越えのポルチーニおでん「筥崎鳩太郎商店(東区箱崎)」
店名 | 筥崎鳩太郎商店 |
営業時間 | 11:30~17:00 17:30~22:30 |
定休日 | 月曜日 |
所在地 | 福岡県東区箱崎1丁目44−20 |
アクセス | Google Map |
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「筥崎鳩太郎商店」は、日本三大八幡宮である「筥崎宮」の目の前にある古民家茶屋です。昼は古民家カフェ、夜はクラフトビールバーとして営業しています。
「筥崎鳩太郎商店」では、創作おでん「ポルチーニおでん」が食べられます。一番だしを使用した優しい味わいのおでんに、ポルチーニ茸ソースを添えた一品です。注文率はなんと90%を超えています。
お客さんからの声で生まれた「ポルチーニソースで作るチーズリゾット」も人気です。12種類のクラフトビールとともに、「ポルチーニおでん」を楽しんでみませんか?
水炊きスープでたいた野菜創作おでん「カドノカシーワ(中央区西中洲)」
店名 | カドノカシーワ |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 日曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区西中洲11-9 小嶋ビル 1F |
アクセス | Google Map |
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地下鉄「天神南駅」より徒歩1分の「カドノカシーワ」では、季節の野菜と洋風ソースを掛け合わせた創作おでんが人気です。
「玉ねぎ×アメリケーヌ」「大根×シャンピニオン」など、めずらしいおでんが多数取り揃えられています。
「カドノカシーワ」は、福岡の有名水炊きチェーン店「華味鳥」の系列店でもあります。水炊きスープでたいたおでんは、「カドノカシーワ」でしか味わえない一品といえるでしょう。
店内は明るく活気がある雰囲気です。同僚や友人とカジュアルに飲みたいときにおすすめのお店ですよ。
海老×コンソメだしの洋風おでん「Oden Shop Toshi(中央区赤坂)」
店名 | Oden Shop Toshi |
営業時間 | 12:00 ~22:00 |
定休日 | 月曜日・第二火曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区赤坂1-2-6 赤坂パインマンション1F |
アクセス | Google Map |
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「Oden Shop Toshi」では、海老とコンソメでだしをとった「洋風おでん」が食べられます。海老・ブロッコリー・じゃがいもなど、ポトフを連想させる具材が入っているのが特徴です。
「洋風おでん」に合う国産ワインも取り揃えているので、ワインを片手におでんを楽しめますよ。
福岡定番の味「あごだしおでん」も用意されています。定番もツウも押さえたい人におすすめのお店です。12:00から営業しているので、昼飲みにも利用できますよ。
目の前で作ってくれるおでんだしのリーズリゾット「満月堂(中央区今泉)」
店名 | 満月堂 |
営業時間 | 17:00~翌1:00 |
定休日 | 不定休 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区今泉2丁目3−26 やおきビル 2F |
アクセス | Google Map |
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「満月堂」では、幅広いジャンルの創作料理を提供しています。2022年のリニューアル前までは、おでん居酒屋として営業していました。
「満月堂」のナンバーワンメニューは「おでんだしのチーズリゾット」です。目の前で仕上げてくれるので、大きなチーズの迫力と濃厚な香りを楽しめます。
Instagramにも動画や写真が多数投稿されているので、気になる方はチェックしてみてください。
料理も空間もおしゃれな「満月堂」で、女子会を楽しみましょう!
一度は行ってみたい!昔ながらの老舗おでん屋さん
おでん好きなら一度は訪れてみたい、福岡の老舗おでん屋をまとめました。
創業63年!初代から継ぎ足す黒おでん「安兵衛(中央区西中洲)」
店名 | 安兵衛 |
営業時間 | 18:00~23:00 |
定休日 | 日曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区西中洲2−17 |
アクセス | Google Map |
公式HP | 詳細を見る |
昭和36年に創業した「安兵衛」は、福岡で最も有名な老舗おでん屋です。創業から63年経った今も、創業時と変わらぬ味を提供し続けています。
60年間毎日継ぎ足す黒おでんは、つねに味が一定になるよう保たれています。鰹節と昆布に濃口醤油を合わせた関東風おでんは、見た目よりもあっさりとした味が特徴です。
まるで昭和にタイムスリップしたかのような味のある店内も魅力のひとつです。偶然入れることは少ないので、予約してから訪れましょう。
70年続く長崎おでんと郷土料理の店「季節料理 はくしか 中洲店(博多区中洲)」
店名 | 季節料理 はくしか 中洲店 |
営業時間 | 17:30~23:00 |
定休日 | 日曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市博多区中洲5丁目4−25 |
アクセス | Google Map |
公式HP | 詳細を見る |
「季節料理 はくしか 中洲店」は、長崎の郷土料理を提供するお店です。昭和27年に創業した本店の味を、今なお提供し続けています。中洲店は昭和43年にオープンしました。
看板メニューは「薄口おでん」です。だしはトビウオ・干し貝柱・鰹節・昆布を使用しています。具材に使用される練り物はおでんに合うよう、すべて手作りしているそうです。
「季節料理 はくしか 中洲店」では、おでんをメインにした宴会コースも用意されています。座席は115席用意されているので、大人数の宴会でも安心して利用できますよ。
アットホームな空間が魅力!観光客から人気を集める老舗「中洲おでん(博多区中洲)」
店名 | 中洲おでん |
営業時間 | 18:00~2:00 |
定休日 | 日曜日 |
所在地 | 福岡県福岡市博多区中洲3丁目4−3 |
アクセス | Google Map |
地下鉄「中洲川端駅」から徒歩4分の「中洲おでん」は、70年続く老舗おでん屋です。コロナ禍が明けてからは、韓国の旅行客から高い人気を誇っています。
「中洲おでん」の最大の魅力は、大将の接客です。Googleに「大将が最高!」と多数の口コミが書かれるほど人気なんですよ。
明るくておもしろい大将が作るアットホームな空間を、ぜひ一度体験してみてください!
福岡ならではの「おでんの具」や「だし」の特徴も紹介
- 昆布と薄口しょうゆからとっただしが定番。動物性のだしと合わせるお店も多数。
- 定番具材は「餃子巻」
- 野菜やお肉を使った変わり種も豊富
福岡のおでんでは、昆布と薄口しょうゆからとっただしを使用するのが定番です。動物性(トビウオや牛すじなど)のだしと合わせた混合だしを使用するお店も多く存在します。
定番の具材は「餃子巻」です。練り物のなかに餃子が入った一品で、ほとんどのお店でメニューに取り入れられています。
「餃子巻」は県内のスーパーにも陳列されているほど福岡県民にとってなじみ深い具材です。筆者の実家でも、おでんには必ず餃子巻が入っていました……!
野菜やお肉を使った変わり種が多いのも福岡おでんの特徴です。「キャベツ巾着」や「ロールキャベツ」といっためずらしい具材も入っているんですよ。
まとめ|福岡のおいしいおでんで温まろう!
本記事では、福岡市内の人気おでん屋を特集しました。筆者も幼少期からおでんを食べていましたが、これほどお店によってだしや具材が異なるのは知りませんでした。
個人的に気になるお店は「Oden Shop Toshi」です。海老とコンソメからだしをとるのは、福岡おでんのなかでも特にめずらしいと感じます。ワインを片手にゆったりとおでんを楽しみたいですね。
今年もほかほかおでんを食べて、寒い冬を乗り越えましょう!
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