北九州市八幡東区の山奥に藤の名所“河内藤園”があります。
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河内藤園は多くのメディアに取り上げられ大人気となりました。
<河内藤園の特徴>
・広さ6,000平方メートルの巨大な藤園
・1年のうち4月~5月、11月~12月しか開園しない
・手入れの行き届いた藤の花が22種類150本!
春には藤、秋には紅葉が見られ、樹齢120年を超える大藤もありその美しさに圧倒されます。海外観光客も多く、前売りチケット制を導入して入場制限をするほど大注目されています。交通の便が悪いにも関わらず、毎年多くの方が来園しています。
河内藤園はどこにあるのか?行き方や見所、前売りチケット制の解説など河内藤園について解説していきます。

2020年河内藤園|基本情報

デートスポット | 河内藤園 |
---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ |
住所 | 北九州市八幡東区河内2-2-48 |
営業時間 | 【藤】4月中旬~5月上旬 8:00~18:00 【紅葉】11月中旬~12月初旬 9:00~17:00 |
入園料 | 1,500円 |
駐車場 | 200台(無料) |
アクセス | 【電車】八幡駅 【バス】無料シャトルバスで河内藤園直通 (Googleマップ) |
(名所)河内藤園の見どころ
6,000平方メートルもある広大な河内藤園には、藤の見どころがいくつもあります。特にインスタ映えするような、抑えておきたい撮影スポットをご紹介いたします。
撮影の際、三脚を使用するのは禁止です。
大藤棚

河内藤園で一番人気スポットの大藤棚です。とにかく圧巻の景色なので写真をたくさん撮っちゃいましょう。
約1,000坪の広さに野田長藤が一面に咲き誇ります。どっしりと構えている大藤棚の大木を見ると、大藤の歴史を感じます。
藤ドーム

紫の藤に囲まれたドームの中に入ることができます。360度どこを見ても藤が咲いていて、外から見ても中から見てもインスタ映えする1枚を撮影できます。
藤トンネル

110メートルの大トンネルと80メートルの小トンネルがあります。まるで映画のワンシーンのような景色に見とれてしまいます。満開の時期には鳥肌が立つほど美しいです。他にもたくさん藤が咲いていますが、園内に漂う藤の香りにも癒やされて、全身で藤を感じることが出来ます。
上から咲き誇る藤が目線の高さまで降りてきているスポットは、思わず手を伸ばしたくなります。白からピンク、紫へと変わるグラデーションの藤も綺麗です。飲み物や食べ物の販売は一切ありませんが、持ち込みは可能です。大藤棚の下で持参したお弁当を食べることも出来ますが、ゴミは必ず持ち帰りマナーを守って鑑賞しましょう。
藤園は山道なので足下が悪いです。坂道もあるのでスニーカーで来園しましょう。
河内藤園の行き方とアクセス
山の中にある河内藤園までの交通アクセスをご紹介します。
車
福岡方面から
都市高速「大谷」ICを出て直進
3つ目の信号「春の町」を右折
「大蔵2丁目」の信号を右折
3.5㎞進み「河内貯水池」に向かう
河内貯水池から1.8㎞先にある橋の手前を右折
道なりに800m進んだら右側が入り口
山口方面から
都市高速「山路」ICを出て右折
1.4㎞進み「七条橋」を左折
1.2㎞進み「大蔵2丁目」の信号を左折
3.5㎞進み「河内貯水池」に向かう
河内貯水池から1.8㎞先にある橋の手前を右折
道なりに800m進んだら右側が入り口
バス
河内藤園では藤の開園時期(4月~5月)に無料シャトルバスを運行しています。
■発着地 JR八幡駅
・始発 9:00
・最終 15:00
料金 無料
1時間に2~4本ほど出ています。シャトルバスの明確な時間は、開園時期にならないと確認できません。
秋の紅葉時(11月~12月)には無料シャトルバスは出ていません。
河内藤園までの路線バスはないので、無料シャトルバスのみです。1番近い路線バスは、JR八幡駅から出ている「上重田行き」のバスです。終点の上重田バス停から河内藤園まで、徒歩で約50分かかります・・・。
タクシーだとJR八幡駅から片道3,500円くらいで行けるので、河内藤園までの交通手段は自家用車かタクシー、無料シャトルバスのみです。
(2020年)河内藤園の見頃時期
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2020年の藤の開花時期は、4月下旬ごろとなっています。しかし、近年の異常気象や気温の変化、天候により開花時期は前後するので4月上旬から河内藤園の公式サイトをチェックしておく必要があります。
藤の見頃は、1年の内に1週間ほどしかないそうです。開花状況によっては当日、入園の際に追加料金1,000円を支払うことがあるので、追加料金を払ったら「藤の見頃に来られたんだ!」と思って下さいね。
(秋)河内藤園の紅葉もおすすめ

河内藤園では春頃の藤のみならず、11月中旬~12月上旬の秋に見られる紅葉もあります。
藤の花に負けないくらい秋の紅葉も人気があり、約700本のモミジの木が出迎えてくれます。暖かい色をした木々が作り出す“もみじのトンネル”は、まるでジブリの世界のようです。樹齢70年以上の木が18本、その他の木も樹齢30年以上と、長年、丁寧に大切に管理されてきたことがわかります。
秋と春、それぞれ約1ヶ月弱しか見ることのできない河内藤園はとても貴重な時期なので、ぜひどちらも見ていただきたいです。
河内藤園の混雑状況

河内藤園は2015年に大渋滞が起こりましたが、2016年から前売りチケット制となったので混雑することはありません。
しかし、藤の見頃ピーク時である4月~5月の土日祝日やゴールデンウィークは少し渋滞する可能性があります。スムーズに鑑賞したい、人混みが苦手という方は平日に来園すると快適に過ごせるでしょう。
河内藤園の藤は大人気ですが、秋の紅葉は人が少なく混雑もありません。穴場なので狙い目です。
混雑状況は日によって異なります。チケットが完売している時間帯の前後などは多少の渋滞があると予想されます。
河内藤園が雨の場合

せっかく前売りチケットを買ったのに雨だった!という場合でも安心して下さい。
雨の日でも入園できます。傘をさして鑑賞することが可能ですが、傘が藤の花に当たらないよう注意が必要です。雨の日の入園時には、スタッフの方から「傘が藤に当たらないように」と説明されます。
心配な方はカッパや長靴などで対策して下さい。

河内藤園は前売りチケット制になりました
河内藤園は2014年ごろにネットで口コミが広がり、2015年に1本道の山道で4時間にも及ぶ大渋滞が起こりました。近隣の住民や施設にも影響が出たため「前売りチケット制」となり、大渋滞への対策が取られることとなったのです。
・子供の料金が無料と知らず、500円多めに買ってしまった
・前売りチケットを購入したけど当日に予定が入ってしまった
前売りチケットは500円。コンビニで購入することが可能ですが、見頃ピーク時には入園の際に追加料金1,000円を現地で支払います。なお、前売りチケットを購入せずに河内藤園へ行っても入園できません。必ず前売りチケットの購入が必要です。
チケット購入開始時期については、公式サイトをご確認下さい。
河内藤園2020年まとめ

・藤の見頃は4月~5月、紅葉は11月~12月
・雨の日は傘が藤に当たらないよう注意すること
・入園には前売りチケット(500円)の購入が必須
・藤の開園時期のみ無料シャトルバスが利用可能
海外の絶景31選などに取り上げられ大人気となった河内藤園ですが、海外観光客のマナーの悪さが目立っています。
ゴミを捨てたり、三脚を立てて記念撮影をしたり、園内でタバコを吸ったり・・・。お互いに声をかけあい、マナーを守って気持ちよく鑑賞していきたいですね。
息をのむほど美しく幻想的な藤たち。1年の内に1ヶ月弱しか見ることの出来ない河内藤園へ、ぜひ行ってみて下さい。


